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おもひでぼろぼろ ~すべてを捨てて~
いよいよ、現在に近付いてまいりました。
ここからの出来事は、つい2,3年前のことなんですねぇ。
なんだかすごく以前のことのような気がします。

不思議と、現在に近付いてくるにしたがって記憶を辿るのが難しくなってきました。
ぐちゃぐちゃとしていて、なかなか適当な文章が思い浮かばない。

そんなわけでちと纏まりのない文章になるかもですが、あしからず。


会衆内でやっと居場所を見つけ始めた頃。
ちょうど、二十歳になる年でした。

奉仕は相変わらず苦手で、いつもお腹痛くなりながらやってましたが(^^;)、
それでも場数を踏んでもう少し度胸がついてきたら、伝道者に復帰しようと考えていました。

ずっと母とペアで奉仕していたんですが、ある時、長老が母に言いました。

「ゆずぽんさんが二十歳を過ぎたら、親と奉仕することはできないんですよ。」

なんでも、二十歳になった時点で伝道者でない場合は奉仕に出る資格はないんだと。
未成年ならば伝道者でなくても親の連れってことでOKなんだけど、成人したらダメらしい。
ここらへん、いまだによく分からないシステムなんですよねぇ・・・。

“資格”ということで考えるなら、幼稚園児や小学生の子供よりも、成人した研究生の方がよっぽど、資格あると思うんですけどね。知識の点でも言語能力の点でも。小学生が研究司会するのはアリで、大人の研究生が奉仕するのはNGって、意味が分からない。


まあしかし、悲しいかな長老が言うことは絶対ですからね。
仕方なく、二十歳の誕生日の翌日から奉仕には参加できなくなりました。
せっかく慣れてきたのに、またもや“振り出しに戻る”ですよ。

あ、ちなみにこの長老は前回の記事で書いた仲良くなった長老兄弟ですね。
Y兄弟と呼ぶことにします。

で、このY兄弟はたびたび母親に、「ゆずぽんちゃんならもう伝道者になる資格を十分備えてると思うのですが、どうですか?」と勧めてくるようになりました。プレッシャーにならないように気を使ったのか、直接言われたことはなかったですね。

そこまで言われたら、もうなるしかないじゃないですか。
早く奉仕に出ないとまた慣れるまでに時間がかかる、でも伝道者にならなきゃ奉仕に出れない。
こりゃ一種の脅迫ですよね(^^;)。とにかくブランクをあけてまた一から奉仕に慣れる・・・というのがどうしても嫌だったので、半ば焦って伝道者へ復帰することを決意したわけです。


数週間後、その旨を、群れの集会の時に司会者だったY兄弟に母が伝えました。
そういえばここらへんのやりとりはずっと母とY兄弟の間で行われてたんですよね。
なんで直接じゃなかったのかなぁ?と思ったんですが、あれか、母親としてというよりは研究司会者として長老と話し合うという構図だったんですかね。それだと研究生であるわたしは交えないですね。

まあとにかく、母がY兄弟に伝えてそれでOKだと思ってたんですよ。
そもそも勧めてきたのは兄弟の方からですしね。


しかーし! 集会後に外で母と長老が話してるのをわたしは遠目に見ながら待ってたんですけど、これがなっかなか終わらないんですよ。「ゆずぽんが伝道者になりたいそうなんです。」「そうですか!それは良かったですねぇ姉妹!」てな感じであっさり終わるもんかと思ってたのに、終わらない。しかもなんか2人とも超深刻そうな顔をしている・・・。

いやぁ、あの待ってる時間の長かったこと。
なんか嫌な予感はするけど全く心当たりがなく、なぜ話が長引いてるのか不思議で不思議で。

20分ぐらいでしたかねぇ。
やっと話が終わり、一応普通に「さようなら~。」と挨拶を交わし、帰り道。
「兄弟、なんだって?」と何度も聞くわたしに母はなかなか答えない。重い口を開いた母が話したY兄弟の言葉はこんな感じの内容でした。


「ゆずぽんちゃんがやっているサイトは、エホバの証人としてふさわしくない。個人的に趣味として楽しむ分には何も言えないが(良心の問題ってことですかね?)、ネットを通じて外に向けて積極的に発信してるという行為は良くない。自分は長老として、ゆずぽんのサイトの存在を知っていながら、見過ごすことはできない。なのでその行為を改めない限り伝道者復帰を認められない。」

この内容、わたしは直接聞いてないので、今母親に詳しく聞いて書いたんですけど、見事に2人して思い出し泣き(苦笑)。いやぁ、これが長いJW生活の中で一番キッツイ記憶なんですよねぇ。で、当時のわたしに、母がかなりオブラートに包んで話してくれてたんだなぁと今になって知りました。

それでも当時の自分にとっては、本当にどでかいショックでしたね。
サイトを教えるというのはある意味、自分を曝け出すことで、本当に信頼してる人にじゃないとできないんですよね。特に人間不信気味な自分にとっては、ものすごく大きな意味を持つことで・・・。それをY兄弟は見事に裏切った(と感じた)。すでにその時点で大打撃。

サイトに関しては確かに『ヒーロー日記』てな題名で、毎週観ていたヒーロー番組のレビューを書いたりしてたけどさ、“外に向けて発信”なんてそんなたいそうなもんじゃないわけですよ。ただの感想文と日記で、訪問者だってほとんどいないようなね。


いやまあサイトの内容がどうこうじゃないんだろうけど。
とにかく「やめろ」と、ただそれだけのことなんだろうけど。


しかし前も書いたけど、もはやヒーローものはアイデンティティーそのものだったので、それを捨てろというのは自分を捨てろと言われたも同然。自分の存在を全否定されたも同然。

家に帰ってからも、ショック状態は治まらなくてなんだかもう頭ン中がぐちゃぐちゃで。


・・・自傷行為って、なぜそうしたくなるのかそれまで全然理解できなかったんですが、その時初めてフっと分かったような気がしたんですよね。初めて、自分の中の自分を殺したいと思った。悪い自分がこの中にいるのなら、全部流し出してしまいたいと思った。まぁ結局恐くて実行には移せなかったんですけどね。

にしても、あんな衝動に駆られたのは後にも先にもこの時だけでした。


こんなふうになりながらも、マイコンの恐ろしさで、数日経つとだんだん兄弟の言ったことを正しいと思うようになってくるんですよね~。「確かに、自分の中でヒーローものの存在が大きくなりすぎてたかもしれない。エホバを第一にすることを行動で示す絶好の機会なのかもしれない・・・」なんてね。



んなわけで、2006年10月に6年間続けたサイトを閉鎖しちゃいました。
よく行き来のあったサイトさんへの挨拶回りは辛かったなぁ。理由なんて書けないしね(汗)。

そんでもってその月に伝道者復帰の討議を行いました。これがまた酷くて! 司会はY兄弟ともう1人だったんですが。組織の本に伝道者になる人向けの質問がいくつか載ってるじゃないですか。あの中のイザヤの聖句、あの「剣をすきの刃に・・・もはや戦いを学ばない・・・」ってやつを読まされてですね、「この聖句を読んでゆずぽんさんはどのように当てはめたいと思われますか?」なんて聞いてくるわけですよ。Yの野郎が。事情知ってるくせに、そ知らぬ顔で。

あ~、ハラワタ煮えくり返る。

てか成人した大人に、ヒーローもの=イザヤの聖句でダメ出しって、バカにしとんのか!
幼稚園児までだろ、その定番が通じるのは。


まあとにもかくにも、今思えばとてつもなくバカバカしいことに、
すべてに模範解答を返したゆずぽんは晴れてこの討議で伝道者復帰が決定。
集会で発表されて、「良かったわね~!」「おめでとう~!!」なんてみんな言ってくるが、どいつもこいつも「え、まだ伝道者じゃなかったの?」「その歳でまだ伝道者?」っていう本音が見え見え。

そんな視線に若干カチンと来つつも、“やっとエホバを第一にできた”という達成感を覚えてました。



でもね、どこかに、自分の大事なものが全部余計なもの(悪)で捨てるべきものならば、自分は自分でなくてもいいんじゃないか、と。身包み剥がされて何も残らないんなら、誰でも同じなんじゃなかろうかと。エホバはわたしの何を愛してるんだ? 会衆のみんなはわたしの何を愛してくれるんだ? わたしの“信仰心”だけか?? そんな腑に落ちない感情がありました。

でもそれすらも余計な感情。
それすらも捨てて、一心不乱にエホバに仕えるべきなんだと、そうやって納得させてましたね。


そんな感じで見事にカラッポになったゆずぽん。
ほんっとにエホバの証人以外、生きる道はないという状態になってしまいました。


ついにJW人間と化してしまったゆずぽんに、最後で最大の事件勃発!!
次回、やっとこ最終回=メインテーマを迎えられそうです。

果たしてちゃんと書けるのか~??
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テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

【 2009/03/24 23:48 】

| JW回想録 | コメント(4) | トラックバック(0) |
<<言ってるおいらもヘタレです | ホーム | いつだって準備は万端>>
コメント
--- 泣けた。 ---

なんと健気な・・・!
エホバがいるんだったら どこ見てんだ?って感じですよね~(`・ω・´)

若者のこの純真さをこうして捻じ曲げていくんですよ、JWは!
って、自分も反省してます・・・

ウチのこも年が近いから よくこういう悲しいジレンマ経験しました(´;ω;)
もう自由にヒーローを愛していいよーーー^^

丸太 * URL [編集] 【 2009/03/26 01:02 】
--- 私は悔し泣き?w ---

うん・・昨日、真っ先にコメント書きたかったんだけど、上手く言葉が出てこなくてね

丸太さんのように素直に書けばいいんだよね・・

それにしても、人の精神面や生活の細々したトコにまで、どんだけ~!って感じで、腹が立つ

JWの教えって、弱っているところを突っつく様に出来ているよね、人として無神経にならなければ生きていけない世界なのかな

私は弱りっぱなしのJWだったけど、態度がでっかかったのか(ニッコリ笑ってごまかしていた・・)兄弟の誰も近づいてくれなかった・・それが幸いだったんだと今思います

あらら * URL [編集] 【 2009/03/26 12:23 】
--- ハンカチハンカチ ---

ほんと、こんな真面目な2世いないですよ!
エホバが誉めてくれないので自分で誉めてみたりして(笑)。

好きなもの、大切なものを犠牲にさせられた人は多いでしょうねぇ。
若い時に熱中したものが、将来の夢に繋がっていくこともあるでしょうから、JWの教育って若者の“夢”を破壊することでもあるんですよね。
まあ夢は開拓者になることでしょ!ってことなんでしょうけど(^^;)。

一度捨てたものにはなかなか手が出せなかったんですが、
最近また再びヒーローオタク目指してリハビリ中です(笑)。
ゆずぽん * URL [編集] 【 2009/03/26 21:28 】
--- あららさんにもハンカチw ---

悩みつつ、コメントくださってありがとうございます。
ほんと全然考え込まず気楽に書いちゃってくださいな(^^)。
自分では記事を書いた時点で満足してるので、
どんなコメントでもして下さるだけで単純に嬉しいでっす!

ほんと、どんだけ~!!ですよね。
男女間の問題、夫婦間の問題、親子間の問題etc...
ものすごくプライベートでデリケートな問題にズカズカと入ってきますからね。

>人として無神経にならなければ生きていけない世界
これ、すご~く共感です。
普通の感覚をなくすというか、感情も思考もすべてJW仕様にならなきゃ生きてけない感じですよね。

うん、やっぱり長老なんかには近付かない、近付かせないのが吉ですね!
ゆずぽん * URL [編集] 【 2009/03/26 21:35 】
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